書影: Open Library The Hormone Cure ホルモンを整える ― 女性の不調をホルモンから読み解く
日本語タイトルは当サイトの仮訳 日本未発売
海外の本(邦訳は確認できていません)
この本が伝えていること
著者は、ホルモン関連の様々な健康課題に対して、特定のサプリメントを特定の用量で組み合わせて摂取するプロトコルが有用であると説く。 この本は、著者がビタミンC、マグネシウム、アシュワガンダ、ロディオラなど複数のサプリメントの具体的な摂取用量を示しながら、ホルモン関連の健康課題に対するサプリメント活用の考え方を紹介している。著者は低コルチゾール、月経前症候群、睡眠問題、ストレス関連疲労といった具体的な状況に対して、個別のサプリメントレジメンを提案している。各推奨用量は著者の臨床経験または研究に基づいており、全体を通じてホルモンバランスへのアプローチにサプリメント戦略を組み込む実践的な手法を示している。
実践のポイント
著者は、ビタミンC(600~1,000mg/日)、ビタミンD(2,000 IU/日)、マグネシウム(200mg/日)、カルシウム(600mg 1日2回)の継続摂取を推奨している。さらにアシュワガンダ(300mg 1日2回)やロディオラ(200mg 1日1~2回)、メラトニン(0.5~3mg 夜間)の活用を勧めている。個別の症状に応じて、L-チロシン(1,000mg/日)、亜鉛(20~50mg/日)、オメガ3(1,000~4,000mg/日)なども組み合わせるアプローチを提案している。
実践早見表
本書が挙げている成分のうち、用量や形態の指定があるものだけを並べています。 記載のない項目は空欄です。
| 成分 | 用量・使い方 | 著者の指定 |
|---|---|---|
| ビタミンC | 1,000 mg × 1日3回 (計 3,000 mg/日) | — |
| テアニン | 1日250〜400mg | — |
| チロシン | 1日1,000mg | — |
| ホスファチジルセリン | 400〜800 mg/日 | カプセル |
| アシュワガンダ | 1日2回、300ミリグラム | — |
| チェストベリー(Vitex) | 500〜1,000 mg/日 | カプセルまたは液体チンキ |
| DIM(ジインドリルメタン) | 約 200 mg/日 | カプセルまたは錠剤 |
| マグネシウム | 400 mg/日 (不足なら 800 mg まで) | 酸化マグネシウム |
| オメガ3 | 1日 4,000 mg | — |
| マカ | 2,000 mg/日 | カプセルまたは液体チンキ |
| カルシウム | 600mg 1日2回 | — |
| ブラックコホシュ | 40〜80 mg/日 | — |
| バレリアン | 300〜600 mg / 就寝30分〜前 | バレリアン根エキス (錠剤) |
| メラトニン | 0.5~1 mg | — |
| クロム | 200〜1,000 mcg/日 | ピコリン酸クロム |
| イノシトール | DCI 600 mg × 1日2回 + ミオイノシトール 2g を1日1〜2回 | — |
| ビタミンD | 1日2,000 IU | — |
| ノコギリヤシ | 160 mg/日 (低用量) | カプセル |
| 亜鉛 | 亜鉛 20 mg + 銅 2 mg | — |
| キレート鉄 | 鉄として1日50〜100 mg | 硫酸鉄・フマル酸鉄など |
| ビタミンE | 1日50~400 IU | — |
| L-カルニチン | 1,500〜2,000 mg/日 | — |
| ロディオラ | 200 mg × 1日1〜2回 | — |
| 食物繊維 | 35〜45 g/日(食事とサプリの合計) | — |
| ビタミンA | 5,000 IU/日(原書は1日10,000 IU超で毒性の恐れと警告) | — |
この書籍の読みどころ
- まず問診票を埋めるところから始まる本
第1章がいきなり問診票。自分がどの型(コルチゾール高/低・プロゲステロン低・エストロゲン過剰/低・アンドロゲン過剰・甲状腺低下)なのかを判定してから、その章だけを読む。章立てがそのまま診断の流れになっている。
- 医者に検査を断られたときの切り返し方が載っている
「高コルチゾールと高血圧・高血糖・疲労・腹部の脂肪を結ぶ文献を17件持っています。ですので検査を希望します」——そう言って一拍おけ、と具体的な台詞まで書いてある。それでも断られた場合の次の手も。
- 第10章は「重なっている人」のための章
現実には、コルチゾールが高くて甲状腺も低い、といった複数の不調が同時に起きる。単一の型の章では足りない読者のために、組み合わせを扱う章が用意されている。
- 巻末に「自宅でできる検査」の一覧がある
付録Eが Recommended Labs for Home Testing。他にも、ホルモンの働き一覧、協力してくれる医療者の探し方、食事プランと、付録だけで6本ある。
- 更年期の入口を「自分だけの地球温暖化」と呼ぶ
第3章のタイトルが「ペリメノポーズ:あなた個人の地球温暖化の危機、過剰な警戒心、そしてきつくなったジーンズ」。症状の並べ方に容赦がない。
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この本に出てくる成分と、いま買える商品
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著者が挙げているのはマグネシウム(酸化物)です。条件が一致すると確認できた商品にのみ、この用量あたりの価格を表示しています。
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