『The Hormone Cure』表紙 書影: Open Library

The Hormone Cure ホルモンを整える ― 女性の不調をホルモンから読み解く

日本語タイトルは当サイトの仮訳

Sara Gottfried・Scribner・2014年

海外の本(邦訳は確認できていません)

著者について

サラ・ゴットフリード Sara Gottfried

医師 (MD)、婦人科専門医、機能性医学の専門家

ハーバード大学医学部を卒業した婦人科専門医で、統合医療・栄養科学分野の臨床准教授を務める。長年にわたり多数の患者を診療してきたと本人サイトで説明している。

著書は3冊がニューヨーク・タイムズのベストセラーとなっている。

邦訳書は確認できていない。

この本が伝えていること

著者は、ホルモン関連の様々な健康課題に対して、特定のサプリメントを特定の用量で組み合わせて摂取するプロトコルが有用であると説く。 この本は、著者がビタミンC、マグネシウム、アシュワガンダ、ロディオラなど複数のサプリメントの具体的な摂取用量を示しながら、ホルモン関連の健康課題に対するサプリメント活用の考え方を紹介している。著者は低コルチゾール、月経前症候群、睡眠問題、ストレス関連疲労といった具体的な状況に対して、個別のサプリメントレジメンを提案している。各推奨用量は著者の臨床経験または研究に基づいており、全体を通じてホルモンバランスへのアプローチにサプリメント戦略を組み込む実践的な手法を示している。

実践のポイント

著者は、ビタミンC(600~1,000mg/日)、ビタミンD(2,000 IU/日)、マグネシウム(200mg/日)、カルシウム(600mg 1日2回)の継続摂取を推奨している。さらにアシュワガンダ(300mg 1日2回)やロディオラ(200mg 1日1~2回)、メラトニン(0.5~3mg 夜間)の活用を勧めている。個別の症状に応じて、L-チロシン(1,000mg/日)、亜鉛(20~50mg/日)、オメガ3(1,000~4,000mg/日)なども組み合わせるアプローチを提案している。

実践早見表

本書が挙げている成分のうち、用量や形態の指定があるものだけを並べています。 記載のない項目は空欄です。

成分 用量・使い方 著者の指定
ビタミンC 1,000 mg × 1日3回 (計 3,000 mg/日)
テアニン 1日250〜400mg
チロシン 1日1,000mg
ホスファチジルセリン 400〜800 mg/日 カプセル
アシュワガンダ 1日2回、300ミリグラム
チェストベリー(Vitex) 500〜1,000 mg/日 カプセルまたは液体チンキ
DIM(ジインドリルメタン) 約 200 mg/日 カプセルまたは錠剤
マグネシウム 400 mg/日 (不足なら 800 mg まで) 酸化マグネシウム
オメガ3 1日 4,000 mg
マカ 2,000 mg/日 カプセルまたは液体チンキ
カルシウム 600mg 1日2回
ブラックコホシュ 40〜80 mg/日
バレリアン 300〜600 mg / 就寝30分〜前 バレリアン根エキス (錠剤)
メラトニン 0.5~1 mg
クロム 200〜1,000 mcg/日 ピコリン酸クロム
イノシトール DCI 600 mg × 1日2回 + ミオイノシトール 2g を1日1〜2回
ビタミンD 1日2,000 IU
ノコギリヤシ 160 mg/日 (低用量) カプセル
亜鉛 亜鉛 20 mg + 銅 2 mg
キレート鉄 鉄として1日50〜100 mg 硫酸鉄・フマル酸鉄など
ビタミンE 1日50~400 IU
L-カルニチン 1,500〜2,000 mg/日
ロディオラ 200 mg × 1日1〜2回
食物繊維 35〜45 g/日(食事とサプリの合計)
ビタミンA 5,000 IU/日(原書は1日10,000 IU超で毒性の恐れと警告)

この書籍の読みどころ

  • まず問診票を埋めるところから始まる本

    第1章がいきなり問診票。自分がどの型(コルチゾール高/低・プロゲステロン低・エストロゲン過剰/低・アンドロゲン過剰・甲状腺低下)なのかを判定してから、その章だけを読む。章立てがそのまま診断の流れになっている。

  • 医者に検査を断られたときの切り返し方が載っている

    「高コルチゾールと高血圧・高血糖・疲労・腹部の脂肪を結ぶ文献を17件持っています。ですので検査を希望します」——そう言って一拍おけ、と具体的な台詞まで書いてある。それでも断られた場合の次の手も。

  • 第10章は「重なっている人」のための章

    現実には、コルチゾールが高くて甲状腺も低い、といった複数の不調が同時に起きる。単一の型の章では足りない読者のために、組み合わせを扱う章が用意されている。

  • 巻末に「自宅でできる検査」の一覧がある

    付録Eが Recommended Labs for Home Testing。他にも、ホルモンの働き一覧、協力してくれる医療者の探し方、食事プランと、付録だけで6本ある。

  • 更年期の入口を「自分だけの地球温暖化」と呼ぶ

    第3章のタイトルが「ペリメノポーズ:あなた個人の地球温暖化の危機、過剰な警戒心、そしてきつくなったジーンズ」。症状の並べ方に容赦がない。

ここから下は、本の内容ではありません。 上に書いた著者の主張をもとに、当サイトがiHerb の在庫と価格から商品を並べたものです。 著者が特定の商品を選んだり、推薦したりしたわけではありません。 選び方と確認方法

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この本に出てくる成分と、いま買える商品

本書に登場する成分を掲載しています。著者がサプリメントとして勧めているか、食品からの摂取を勧めているかの区分は、原書で確認できたものから順に表示します(区分の表示がないものは未確認です)。商品は在庫のあるものに絞っています。商品価格データ最終取得:2026年9月11日。

並べ替え
ビタミンC サプリとして推奨 1,000 mg × 1日3回 (計 3,000 mg/日)
テアニン サプリとして推奨 1日250〜400mg
チロシン サプリとして推奨 1日1,000mg
ホスファチジルセリン サプリとして推奨 400〜800 mg/日 / カプセル
アシュワガンダ サプリとして推奨 1日2回、300ミリグラム

アシュワガンダは商品によって原料の形が異なり(粉末・エキス・濃縮エキス)、抽出倍率や標準化成分量(ウィタノリドの割合)を取得していないため、重量あたりの単価では比較できません。抽出の条件は各商品ページでご確認ください。

チェストベリー(Vitex) サプリとして推奨 500〜1,000 mg/日 / カプセルまたは液体チンキ
DIM(ジインドリルメタン) サプリとして推奨 約 200 mg/日 / カプセルまたは錠剤
マグネシウム サプリとして推奨 400 mg/日 (不足なら 800 mg まで) / 酸化マグネシウム

著者が挙げているのはマグネシウム(酸化物)です。条件が一致すると確認できた商品にのみ、この用量あたりの価格を表示しています。

オメガ3 サプリとして推奨 1日 4,000 mg

商品ごとに成分表の書き方が違い(EPA量・DHA量・魚油の総量)、EPA・DHAの含有量を取得できていないため、推奨量との価格比較はできません。EPA量は各商品ページでご確認ください。

マカ サプリとして推奨 2,000 mg/日 / カプセルまたは液体チンキ
カルシウム サプリとして推奨 600mg 1日2回
ブラックコホシュ サプリとして推奨 40〜80 mg/日
バレリアン サプリとして推奨 300〜600 mg / 就寝30分〜前 / バレリアン根エキス (錠剤)
メラトニン サプリとして推奨 0.5~1 mg
クロム サプリとして推奨 200〜1,000 mcg/日 / ピコリン酸クロム
イノシトール サプリとして推奨 DCI 600 mg × 1日2回 + ミオイノシトール 2g を1日1〜2回
ビタミンD サプリとして推奨 1日2,000 IU
ノコギリヤシ サプリとして推奨 160 mg/日 (低用量) / カプセル
亜鉛 サプリとして推奨 亜鉛 20 mg + 銅 2 mg
キレート鉄 サプリとして推奨 鉄として1日50〜100 mg / 硫酸鉄・フマル酸鉄など
ビタミンE サプリとして推奨 1日50~400 IU
L-カルニチン サプリとして推奨 1,500〜2,000 mg/日
ロディオラ サプリとして推奨 200 mg × 1日1〜2回
ビタミンB群 本書に登場

著者の本にビタミンB群が登場することは確認できていますが、どの形態を指しているかは確認できていません。以下はビタミンB群の商品で、著者が選んだものではありません。

ビタミンB群は複数のビタミンをまとめた複合品で、商品ごとに各ビタミンの配合量が異なります。「B-50」はB1・B2・B6などを各50mg含む製品の型を指す呼び名で、1粒の総重量ではありません。各ビタミンの配合量を取得していないため、重量あたりの単価では比較できません。配合量は各商品ページでご確認ください。

食物繊維 栄養素として推奨 35〜45 g/日(食事とサプリの合計)

食物繊維は種類ごとに性質も目安量も異なり(サイリウム・イヌリン・アカシア・難消化性デキストリン・セルロースなど)、同じ重量あたりの単価では比較できません。配合されている種類は各商品ページでご確認ください。

ビタミンA サプリとして推奨 5,000 IU/日(原書は1日10,000 IU超で毒性の恐れと警告)
プロバイオティクス 本書に登場

著者の本にプロバイオティクスが登場することは確認できていますが、どの形態を指しているかは確認できていません。以下はプロバイオティクスの商品で、著者が選んだものではありません。

プロバイオティクスの量は菌数(CFU)で表され、mgは充填量でしかありません。菌数を取得していないため、価格比較はできません。

商品価格データ最終取得:2026年9月11日。購入時はiHerb商品ページでご確認ください。

本ページは製品選びの情報であり、効果を保証するものではありません。 体調に関わる判断は医師・薬剤師にご相談ください。 価格・在庫はiHerbの商品ページでご確認ください。

用量について:掲載している用量は、著者本人の記述をできる限りそのまま引用しています。 ただし原書側の誤記や、読み取りの誤りが含まれている可能性があります。 実際に摂取する量はご自身の判断と責任でお決めいただき、 かならず商品ラベルの表示と、医師・薬剤師の指示を優先してください。

商品の選び方について:商品の選定は、著者が紹介した成分・形態・用量と、 現在販売されている商品の情報を照合したものです。 著者本人が特定の商品やブランドを推奨していることを示すものではありません。