書影: Open Library Revive: Stop Feeling Spent and Start Living Again 疲れ切った体を立て直す
日本語タイトルは当サイトの仮訳 日本未発売
海外の本(邦訳は確認できていません)
この本が伝えていること
本書は「Spent(疲弊)」状態にある人を対象に、著者が推奨する栄養補助食品とその具体的な用量・摂取方法を詳述したものである。著者はグルタミン(1,000mg、4~6時間ごと)を中心に、ロディオラ、テアニン、オメガ3、CoQ10、アルファリポ酸など多様な栄養補助食品の組み合わせを紹介している。各サプリメントは段階的なプログラムの中に位置付けられ、摂取タイミングや空腹時摂取といった吸収効率も含めて説明されている。著者は、これらの栄養補助食品による体系的なアプローチにより、エネルギーと活力の回復をサポートできると説く。
実践のポイント
著者リップマンは、グルタミン1,000mg を4-6時間ごと空腹時に摂取することを基本としています。これに加えて、ローディオラ(ロサビン2-3%、サリドロサイド0.8-1%標準化)200-600mg/日、L-テアニン100-300mg、オメガ3脂肪酸1-2g/日を補給することを推奨しています。さらに、CoQ10 100-200mg/日とアルファリポ酸200-400mg/日を組み合わせることで、疲労感の軽減と心身の回復をサポートするとしています。これらの成分を継続的に摂取することが実践の要となります。
実践早見表
本書が挙げている成分のうち、用量や形態の指定があるものだけを並べています。 記載のない項目は空欄です。
| 成分 | 用量・使い方 | 著者の指定 |
|---|---|---|
| グルタミン | 1,000mg を4~6時間ごと、空腹時に摂取 | — |
| 高麗人参 | 100〜200 mg/日 | 標準化エキス (ジンセノサイド 4〜7%) |
| エゾウコギ | 2〜3 g/日 | 乾燥根 |
| メラトニン | 0.5ミリグラムの少量 | — |
| アシュワガンダ | 3〜6 g/日 | 乾燥根 |
| ロディオラ | 200〜600 mg/日 | エキス(ロサビン2〜3%、サリドロサイド0.8〜1%) |
| プロバイオティクス | 1回あたり生菌 100〜150億 / 朝のスムージーと一緒に | 要冷蔵タイプ推奨 (カプセルまたはスムージーに混ぜる) |
| オメガ3 | 1〜2 g/日 | フィッシュオイル濃縮 (カプセル) |
| L-カルニチン | カルニチン 1〜3 g、またはアセチル-L-カルニチン 500〜1,500 mg/日 / 午後以降は飲まない(覚醒作用) | カルニチン / アセチル-L-カルニチン |
| テアニン | L-テアニン 100〜300 mg / 夜(就寝前) | 就寝前の複合フォーミュラの一部 |
| 5-HTP | 50〜100 mg / 夜(就寝前) | 同フォーミュラの一部 |
| GABA | 200〜500 mg / 夜(就寝前) | 同フォーミュラの一部 |
| コエンザイムQ10 | 1日100~200mg | — |
| αリポ酸 | 1日200~400 mg | — |
この書籍の読みどころ
- 「Spent(消耗)」という状態の定義
疲労・原因不明の腰痛や関節痛・注意散漫・イライラ・不眠・消化不良。バラバラに見えるこれらを著者はひとつの状態として捉え、名前をつけている
- 体内時計(サーカディアンリズム)が軸
体温・ホルモン・心拍・血圧、そして痛みを感じる閾値まで、体のあらゆる仕組みに24時間の周期がある。機能性医学のシドニー・ベイカー医師は体内時計を作るリズムを100種類以上挙げている
- グルテンを抜く週がある
「多くの人にとって、グルテンほどエネルギーを奪うものはない」と著者は言い切る。6週間プログラムの2週目がまるごとこれに充てられる
- 携帯電話とテレビが眠りを壊す
テレビがメラトニンの分泌を狂わせる話に続き、携帯電話と無線のコンピュータから出る電磁波(EMF)にも「注意」の札を貼っておくべきだと述べている
- 家の中の毒を減らす具体策
ホコリを減らす、シャワーにフィルターをつける、クリーニング店にビニールをかけないよう頼む——水道水の汚染物質は室温で気化する、という理由まで書いてある
- 自分の限界点(tipping point)は人によって違う
食事や生活習慣のように自分で選べるものと、環境中のプラスチックや吸う空気のように選べないものがある。本書は「変えられる方」に集中する本だと宣言している
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