『Eat to Beat Your Diet』表紙 書影: Open Library

Eat to Beat Your Diet 食べてダイエットに勝つ

日本語タイトルは当サイトの仮訳

ウィリアム・W・リー

海外の本(邦訳は確認できていません)

この本が伝えていること

著者は、体が食べ物からエネルギーを抽出・利用するメカニズム(代謝)についての研究知見を紹介し、成人期の代謝は遺伝的差異ではなく主にライフスタイルや食習慣によって影響を受けると説いています。体脂肪が代謝速度を低下させるという研究成果に基づき、単なる体重減少を目指すのではなく、代謝を最適化することで健康状態がより良くなる可能性を提唱しています。著者は、食事に対する恐怖心ではなく、食べ物を愛することの重要性を強調し、個人に合わせた食事管理の方法を紹介しています。

実践早見表

本書が挙げている成分のうち、用量や形態の指定があるものだけを並べています。 記載のない項目は空欄です。

成分 用量・使い方 著者の指定
オメガ3 284 mg/食を週3回(8週間) / 週3回 食品の量でサプリの用量ではない。まず魚から
食物繊維 食品から(プレバイオティクスとして)

この書籍の読みどころ

  • 「どのサプリを飲めばいいですか」への医師の答え

    著者はこの質問を常に受ける、と書いたうえで、単純で直接的な答えを返す。サプリを否定してはいないが、置き場所をはっきり決めている。

  • 研究で使われた量を、そのつど「食べ物なら何グラム」に翻訳している

    カプシノイド6mgは乾燥チリフレーク小さじ1/4、ケルセチン50mgは玉ねぎ4個分、ココアのフラバノール80mgはココアパウダー大さじ2。著者は自分の関心が「食品の用量」にあるとはっきり書く。

  • グレープフルーツを4通りで比べた研究がある

    丸ごと・ジュース・フリーズドライのサプリ・プラセボ。3か月後に最も体重が減ったのはどれか、という比較がそのまま載っている。

  • 著者が自分で飲んできたサプリを名指ししている

    「サプリに全く反対ではない」と断ったうえで、5つを挙げる。そのうえで減量目的のサプリについては別の評価を下している。

  • 工場見学で著者が目撃したもの

    案内役が「業界で最も厳格な基準」を語っているその最中に起きたことが、そのまま書かれている。サプリを売る側の本ではまず出てこない一節。

飲む前に知っておくこと

この本が書いている上限・注意・避けるべきものです。Eat to Beat Your Dietより。

  • 注意 調べられたサプリの60%から真菌が出た

    ロヨラ大学が29種のサプリを調べたところ60%から真菌が検出された。別の121種の研究では5%がヒ素の安全基準を超え、最高で米国FDAの許容限度の200倍以上だった。カドミウム・水銀・鉛・バリウム・タリウム・セシウムの混入も懸念として挙げられている

  • 注意 良いブランドが良いままとは限らない

    成功したサプリのブランドは他社に買収されることが多い。最初に見つけたときは良い製品でも、品質と安全性に前ほど関心のない新しい所有者の下にあるかもしれない、と著者が書いている

  • 注意 著者が見たサプリ工場のこと

    著者はサプリ工場を見学したときのことを書いている。案内役が「業界で最も厳格な基準」を説明しているまさにその最中に、未密封のボトルが数本ラインから床に落ち、手袋もマスクもしていない作業員がそれを拾って自分のズボンで拭き、ラインに戻して出荷された

  • 注意 サプリにも過剰摂取がある

    処方薬と同じく、サプリにも過剰摂取のリスクがある。多い方が良いとは限らない。ラベルの推奨量を確認するか、公的機関や大学医療センターなど信頼できる情報源で調べること、と原書が書いている

  • 注意 サプリと薬を同じ容器に入れない

    錠剤やカプセルは見た目が似ていて取り違えのもとになる。別々の、見分けのつく容器に分けておくこと

  • 注意 成分表示は「入っていないはずのもの」も含めて読む

    ひとつの微量栄養素だけを買ったつもりでも、サプリには欲しくない・必要のない物質が一緒に配合されていることが多い。中には健康に害になりうるものもある、と原書が書いている

  • 注意 買う前にメーカーを検索する方法が書いてある

    著者は具体的な手順を示している。メーカー名と complaint / warning を組み合わせて検索し、過去の問題や調査中でないかを見る。さらに PubMed(pubmed.ncbi.nlm.nih.gov)でサプリ名と clinical trial を検索して抄録で有効性と副作用を確認する。clinicaltrials.gov でも臨床試験を調べられる

  • 避ける DNP(2,4-ジニトロフェノール)

    絶対に避ける。爆薬・農薬・肥料・繊維染料に使われる工業用化学物質で、ウエイトリフター・ボディビルダー・極端な減量者向けにオンラインで売られている。1930年代に減量作用が見つかったが毒性のためすぐに禁止された。著者はミトコンドリアが制御不能に燃える様子をチェルノブイリや福島のメルトダウンのようだと表現している。INTERPOL と世界アンチ・ドーピング機関が世界的な警告を出している

  • 避ける DMAA(1,3-ジメチルアミルアミン)

    絶対に避ける。合成アンフェタミンで、減量やスポーツ栄養の配合物に使われる。サプリとしての販売は禁止されているのに、オンラインの痩身製品にはまだ見つかる。⚠️ 『ゼラニウム抽出物由来の天然の刺激剤』と偽装されることがあるが、実際は工場で合成される化学物質。別名メチルヘキサンアミン。製薬会社が1944年に鼻づまりの薬として作り、1980年代に自主的に引き上げた経緯がある。成分表示をよく読むこと

  • 避ける エフェドラ/エフェドリン(麻黄)

    絶対に避ける。漢方で使われるハーブ由来の中枢神経刺激剤で、カフェインなどと組み合わせて減量製品に入っていた。米国ではサプリへの使用が禁止されている

  • 避ける うますぎる話を掲げる減量サプリ全般

    著者は減量について驚くような主張をするサプリには特に用心せよと書く。商品名は変わりうるので、成分表示を見て中身を確かめること。サプリは体の働きをいくらか支えることはあっても奇跡の治療ではなく、非現実的な結果を示唆する宣伝はまず信用できない、というのが著者の立場

ここから下は、本の内容ではありません。 上に書いた著者の主張をもとに、当サイトがiHerb の在庫と価格から商品を並べたものです。 著者が特定の商品を選んだり、推薦したりしたわけではありません。 選び方と確認方法

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この本に出てくる成分と、いま買える商品

本書に登場する成分を掲載しています。著者がサプリメントとして勧めているか、食品からの摂取を勧めているかの区分は、原書で確認できたものから順に表示します(区分の表示がないものは未確認です)。商品は在庫のあるものに絞っています。商品価格データ最終取得:2026年9月11日。

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プロバイオティクス 本書に登場

著者の本にプロバイオティクスが登場することは確認できていますが、どの形態を指しているかは確認できていません。以下はプロバイオティクスの商品で、著者が選んだものではありません。

プロバイオティクスの量は菌数(CFU)で表され、mgは充填量でしかありません。菌数を取得していないため、価格比較はできません。

オメガ3 食品から摂ることを推奨 284 mg/食を週3回(8週間) / 週3回 / 食品の量でサプリの用量ではない。まず魚から

著者の本にオメガ3が登場することは確認できていますが、どの形態を指しているかは確認できていません。以下はオメガ3の商品で、著者が選んだものではありません。

商品ごとに成分表の書き方が違い(EPA量・DHA量・魚油の総量)、EPA・DHAの含有量を取得できていないため、推奨量との価格比較はできません。EPA量は各商品ページでご確認ください。

食物繊維 食品から摂ることを推奨 食品から(プレバイオティクスとして)

著者の本に食物繊維が登場することは確認できていますが、どの形態を指しているかは確認できていません。以下は食物繊維の商品で、著者が選んだものではありません。

食物繊維は種類ごとに性質も目安量も異なり(サイリウム・イヌリン・アカシア・難消化性デキストリン・セルロースなど)、同じ重量あたりの単価では比較できません。配合されている種類は各商品ページでご確認ください。

商品価格データ最終取得:2026年9月11日。購入時はiHerb商品ページでご確認ください。

本ページは製品選びの情報であり、効果を保証するものではありません。 体調に関わる判断は医師・薬剤師にご相談ください。 価格・在庫はiHerbの商品ページでご確認ください。

用量について:掲載している用量は、著者本人の記述をできる限りそのまま引用しています。 ただし原書側の誤記や、読み取りの誤りが含まれている可能性があります。 実際に摂取する量はご自身の判断と責任でお決めいただき、 かならず商品ラベルの表示と、医師・薬剤師の指示を優先してください。

商品の選び方について:商品の選定は、著者が紹介した成分・形態・用量と、 現在販売されている商品の情報を照合したものです。 著者本人が特定の商品やブランドを推奨していることを示すものではありません。