
サプリのエビデンス検索サイト「Examine.com」活用ガイド
2026年9月6日
検索すると広告と個人の感想ばかりが出てくる。そこで海外の研究者やサプリ愛好家が参照しているのが Examine.com です。何ができるサイトなのか、どう使うのか、そして当サイトとどう役割が違うのかをまとめました。
Google や SNS でサプリメントを検索すると、広告や個人の感想ばかりがヒットして、研究の話にたどり着くのが難しくなっています。
そこで海外の研究者やサプリ愛好家が参照先として挙げるのが、サプリメントと栄養素の研究をまとめたデータベース「Examine.com」です。同サイトは自らを「独立した、偏りのないサプリメントと栄養のエンサイクロペディア」と説明しています。
Examine.com の特徴
- 広告も寄付も受けない:同サイトは「寄付・第三者からの資金・いかなるスポンサーシップも受け取らない」「収益の100%は購読から」と公表しています。広告・アフィリエイト・コンサル契約も認めていません。
- 受け取り物にも線を引いている:スタッフへの贈り物を禁じており、送られてきた書籍もそのまま処分すると明記されています。
- 研究の確からしさをグレードで示す:成分ごとに「Examine Evidence Grades」として、結果の確からしさを A〜F のグレードで表示します。あわせて「何人が参加した何件の試験・何件のメタ分析に基づくか」も出ます。
- 目的から探せる:睡眠、認知機能といった目的の側からも、どの成分にどれだけ研究があるかを調べられます。
※以前は「Human Effect Matrix」という名前の一覧が知られていましたが、現在のサイトでは上記のグレード表示に変わっています(2026年8月時点で確認)。
Examine.com「About Us」(運営方針の原文)
実践的な使い方
- 検索窓に成分名(Resveratrol、NMN など)か、調べたい目的を英語で入力します。
- 成分ページの Evidence Grades を見て、どの項目に高いグレードが付いているか、逆に低い項目は何かを確認します。グレードの内訳(A〜F がそれぞれ何項目か)も一覧で出ます。
- その下に出る「何人が参加した何件の試験に基づくか」を見ます。グレードが同じでも、根拠になっている試験の規模はまちまちです。
- 英語のサイトなので、ブラウザの翻訳機能や AI ツールにページを要約させると、短時間で要点をつかめます。
⚠️ 研究の数が多いことと、自分に合うかどうかは別の話です。ここで見るのは「どれだけ調べられているか」であって、効果の保証ではありません。
サプリナウとは見ているものが違います
Examine.com が集めているのは論文です。一方、サプリナウが集めているのは「どの本・どの専門家がその成分を挙げているか」と「いま何がいくらで買えるか」です。研究の重みを知りたいときは Examine、読んだ本から商品にたどり着きたいときは当サイト、という使い分けになります。
どちらも、効くかどうかを保証するものではありません。判断の材料が違うだけです。